猫を飼っているお宅は多いと思います。自分の気分で飼い主に可愛がられ、気分がのらなければトコトン飼い主を無視する可愛い存在の猫…
遊んでと摺り寄ってきたらついつい遊んでしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか??
そんな可愛らしい猫ですが、可愛いぬいぐるみではありません。しっかりとした、生きている獣です。いくら小さくて可愛らしい容姿でも機嫌を損ねた場合や飼い主に不審が有る場合、そして怒りや恐怖で我を忘れている場合、鋭い爪で引っ掻いてきますし、中々立派な牙で噛みついて来る事だってあります。
甘噛みではなく本気で噛まれた後、傷口が腫れてジンジンと傷みだし、酷い場合は高熱を出して寝込んでしまう場合もあるそうです。
猫と同じくらい飼っているお宅が多いであろう犬に噛まれてしまったら大変な事になりますよね?猫だって同じなのです。
小さくて可愛いからといって甘く見てはいけませんよ!!
今回はそんな猫に噛まれてしまった際、放っておくとどうなってしまうのか?ということやその時はどうすれば良いか等々を考えて行きたいと思います。
猫を飼うのは猫の命を預かるという事です、噛まれてその後辛い思いしたので捨てましたなんていう無責任な飼い主さんがいらっしゃらない事を信じております。
その為にもどんな事になるか?どうすればいいかを考えるのは大事ですのでどうぞ宜しくお願い致します~
甘く見ない!!噛まれた際発症する恐れのある病気は?
今の所私は飼い猫に本気で噛まれた事は無いのですが、野良猫同士の喧嘩というのは何度か見た事があります。
やはり猫も獣…と再認識出来る程お互い恐ろしい声で威嚇し合い牙を剥いていました。それが私達人間に向いたら…確かに飼い猫にガジガジされたとか言っている場合では無くなると思います。
猫に噛まれた際に発症する恐れがある病気は主に3つありまして…
・破傷風
噛まれた際に破傷風菌が体内に入り込む事で発症する病気です。重症になると全ての筋肉が麻痺になり死に至ってしまうそうです。
・猫ひっかき病(バルトネラ症)
ひっかきと呼ばれていますがひっかかれても噛まれても発症する可能性がある病気のようなのでひっかき病と付いているようです。
猫に寄生しているノミの糞や便中にある菌が、毛づくろいをした際に猫の口内や爪に移り、噛まれるまたはひっかかれた等で感染してしまうそうです。
傷の化膿や発熱、リンパ節の腫脹を引き起こしてしまうそうです。猫に引っ掻かれた際に傷口がプックリと腫れてしまう時がありますが恐らくこちらが関係しているのでしょうね~
噛まれたりひっかかれたりして場合すぐに発症するのではなく数日から2週間程の潜伏期間があるそうなので大丈夫だと思って放っておかず、医師の診察を受ける事をオススメします。
・パツスレラ症
全ての猫が持つというパツスレラ菌が噛まれたさい傷口から体内に入った際に発症する病気です。
パツスレラ菌は猫には害の無い菌らしいのですが、人間が感染し発症した場合は呼吸器症状、皮膚症状が現れ最悪死に至る場合があるそうです。
他にも噛まれる事で狂犬病に感染すると言われているようですが現在、家猫の殆どは予防接種がされているので日本での飼い猫に噛まれて発症する可能性は少ないそうですが。野良猫や海外の猫は噛まれた際に発症する危険が高いようです。
噛まれた時の対処方法は?
猫に傷が出来る位に噛まれてしまった場合は上記の病気に感染している可能性が高いので病院で傷の対処を感染症への処置をしっかり行って下さい。
自己判断で放っておくと感染症で死に至る場合もありますので早急な処置をおねがいします。
噛まれた際、出血が少ない、傷が浅い場合は水道水や食塩水で傷口を洗い流し、消毒液で傷口を消毒してから清潔な布(ガーゼやタオル・ハンカチ)で覆いそのまま病院に行き治療を受けて下さい。
出血が止まらない場合は清潔な布で傷口を抑え、手で圧迫して病院で治療を受けるようにしてください。間違っても細い紐や針金等で止血をするのは止めて下さい。
神経や筋肉を傷つけて更に悪化させてしまう可能性あります。
とにかく、飼い猫と長く暮らしたいのであれば噛まれた事を甘く見ないでしっかりと処置を行う事が大事です。飼い猫が原因で死に至るなんて事になるのは居た堪れないでしょう…?
噛まれないようにする為には??
噛まれた際の処置も大事ですが一番大事なのは「噛まれない事」ですね。ですので、噛まれないようにする為にも子猫の頃からの躾が大事になります。
子猫の頃から本気で噛むのはいけない事と教え込むのが大事です。子猫であれば噛みついてきた場合も噛む力が弱いので傷が出来る可能性は少ないです。
噛まれた際にその場を離れる、子猫の相手をしない等々「噛む=遊んでもらえなくなる」という事を教えて下さい。
猫は遊んでもらうのが大好きなのでそれをして貰えなくなるのは堪える筈です。
間違っても躾といって叩くのは駄目です。噛みついたからとって叩いた時に猫が飼い主に向ける感情は恐怖です。信頼ではありません。
信頼が無く、恐怖で抑えつける抑えつけられる関係の場合ふとした事で牙を剥いてきますよ?
信頼があれば薬を飲ませる際猫の口をこじ開けて手を突っ込んだとしても噛まれる事はあまりありません。噛まれたとしても傷が出来る程強く噛まれる事は滅多にありませんしね。
根気よく猫と向き合う事が猫の為にも飼い主の為にも一番大事な事ですよ。
普段大人しく、噛みついたりしない猫が急に凶暴になってしまう事もありますが、その時は叱らずに何故凶暴になっているかを注意してください。
体調が悪い時や病気の時は自身の身の危険を回避しようと飼い主や他の人間に対して凶暴的になってしまう事があります。
そういった変化にも気をつけて猫と向き合う事が猫を飼うのでは大事な事の一つなのだと思います。
猫に噛まれたらそのままにはしない!!ガジガジされた時の処置は?まとめ
・猫に噛まれると発症する可能性のある病気は「破傷風」「猫ひっかき病」「パツスレラ病」の3つ
・噛まれた際には放っておかずしっかりとした対処と病院への処置をする事
・噛まれないようにする為にも子猫の頃からの躾が大事
・普段大人しい子が凶暴になってしまった時は原因を考える
…以上でしょうか??
室内であろうと野良であろうと猫も犬を含め動物の唾液には沢山のバイキンがあります。そこを頭に入れながら猫との生活を楽しんで下さい。
可愛がるだけではなく噛みつかれないようにしっかりと向かい合って下さいね
Q:サプリメント、化粧品などを 実質無料で手に入れるには?
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