みなさーん、日本語、話してますかー?
日本語を話せばなんでもできる!元気ですかー(なんだ、おまえは)。
日本語って外国人からすると難しいらしいですね。
漢字のほかに、ひらがな、かたかな、音読み、訓読み…英語のようにシンプルだとわかりやすいんですけどね、そのかわり表現の幅が広いってのが強みでしょうか。
そんな日本語ですが、昔から何の気なしに聞いてきた言葉ってありますよね?話に水を差すとか、水くさいとかetc…
今回は、水がらみで、水いらずについて由来から使いまでご紹介いたします!
水いらずの由来
水いらずっていうのは、まずはなんとなくわかると思いますけど、近い親族とは身内だけで集まっているってことですね。
由来にはいくつか説があって、水と油みたいに溶け合わないというのはわかると思いますが、油が水にはいらないさまを親しいものが集まるということにたとえたという説。
余談ですが、さっきいった水くさいもそのままの意味にとらえず、食べるものの味が薄いといったことから情愛が薄いという意味に転じ、昔ながらの間柄なのによそよそしいときに水くさいというようになったようです。
あとは、お酒の作法に由来する説がありますね。
他の人に盃(さかずき)を渡すときに、水で洗ってから返すという、まぁ昔ながらの返杯の作法があったわけです。この盃を洗って返さなくていいほど親しい間柄のことを水いらずという説ですね。
外国人からしたら、何が何やらですね(笑)。
とらえ方も特殊で、そのままの意味ではなく逆説的なとらえ方ですから。
恥ずかしながら、わたしも 「あーそういう意味ね」 と理解するまで若干時間がかかりましたよ(笑)。
水入らずの類語、関連語、連想する言葉
水いらずの由来は「なんとく分かったかなぁ」というところで、水いらずと同じ意味、類語や関連語、連想する言葉なんかを重ねるとより理解が深まりますよ。
水いらずの類語、関連語、連想する言葉は以下です。
・和気あいあい
・親密
・仲良し
・むつみ合い
・二人きり
・気軽に
・親交
・アットホームな
・無条件
・家庭円満
・団らん
・温かい
・波長が合う
・心地よい
・幸せ
・あうんの呼吸
・息の合った
・くつろぎ
・安らぎを感じる
・会話がはずむ
・相性が良い
・持ちつ持たれつ
もっとありそうですが、こんなところでしょうか。
どれも言葉にゆったりとした時間が流れているように感じますね。落ち着きます。
水いらずの使い方
さて、水いらずの使い方ですが、もう知っているよって方は読み飛ばしてもらってもかまいませんけど、えーかまいませんけど(なぜ、2回言う)。
いいんです、わかってる人はみなくていいんです(メンドくせーなこいつ、見るよ、見る、見る)。
えっそうなんですか?しようがないですね、説明してやりますよ、しょうがないから(早く始めろ、、)
水いらずには~水いらずというよに~のところに言葉を入れるわけですが、前述の類語や関連語、連想する言葉をいれるとそれっぽくなります(笑)
代表的な水いらずをご紹介いたしますが、言葉遊びも面白いかもしれませんね。
■夫婦水いらず
えー、夫婦水いらずですね。
これは誰もが知ってる言葉ですが、世話になった方へいうこともあるでしょうが、どっちかというと家族の間柄で子から親へ言うことが多いですかね。
使い方はというと…
「明日、パパとママの結婚記念日だから夫婦水いらずで、どっかでかけたら」
「子供たちも巣立って行って、これからは夫婦水いらずだな」
「親に子供を預けて、夫婦水いらずで、旅行に行った」
まぁ親になって初めて言葉の意味がわかります。わたしにもこういわれる時がいずれくるでしょうね。少し感慨深くなりました。
■家族水いらず
家族水いらずもよく聞きますねー。次の親子水いらずと似てますが、親子水いらずだと二人きりというか人数的に少ない感じですが、家族水入らずっていうと、もっと多人数(4,5人)って感じです。
家族だと必然的に人数が多くなってしまうんですよね。特に子供が結婚してたりすると。
嫁から見た場合だと、夫、子供。姑からだと、夫、嫁、子供、その子供(孫)。ってな感じになりますから、年をとればとるほど、家族の定義って違ってきますね。
家族でのんびり過ごす、よく旅行に行くイメージとか多いようですが、わたしの場合、テーブルをかこって、TV をみながら笑ってるイメージですね。
使い方はというと…
「大学に行った息子が帰ってくるので久しぶりに家族水いらずで過ごせる」
「バラバラだった家族が1つのテーブルで家族水いらずで食事をする」
「その施設は、全室完全個室で個室ごとに露天風呂付。夕飯も運んできてくれるし至れり尽くせりだ。家族水いらずで過ごすにはこれ以上ない空間だ。」
「今は核家族化が進み、家族水いらずで過ごす時間が少なくなった」
こんな感じですかね。これ書いてると実家に帰りたくなってきたなぁ…
まとめ
水いらずなんていう言葉、最近めっきり聞かなくなってきましたが、こうして調べて書いてみると日本語で粋だなぁって思いました。
昔から日本語って比喩表現が多いというか、なんとうか、井の中の蛙大海を知らずなんて言葉もその1つですね。
そのままの意味だと 「当たりめーだろ、知ってるわけねーだろ。そもそも海行かねーし」 で終わりです。
この言葉から推察させるんだから、日本人特有の「いわなくてもわかるだろ、あれだよ、あれ」的な精神につながるわけですよ。表現の幅が広すぎです。日本人ってよく日本語覚えましたね。えらいですよ。
それを考えると英語なんて楽ですよね。グレーな表現はあまりなく、直接的な表現が多いですから、わかりやすいんですね。
わたしはその国の映画をみれば、その国の文化や特徴がある程度わかると思っているのですが、ハリウッド映画なんて最たるものですよね。大味な映画が多いですから。面白いからいいですけど。
特徴的だったのがインド映画ですね。とりあえず踊るんですよ(笑)。観るとあーインドっぽいなと一発でわかる映画多いです。
ちょっと脱線してしまいましたが、日本語というほかの言語と比較しても難解な言語に分類される言語、表現の幅が豊富で美しい言語をしゃべれるわけですから、英語が喋れないからって落ち込まないことです。
他の言語を学ぶときはまず自分が話している言語は本当のところどうなのか、もう一度確認することで、日本語の表現の幅、ボキャブラリーが増えるので、多言語を勉強するときにその日本語のボキャブラリーがあるってことはかなりのアドバンテージになりますので、多言語の習得でつまっている人は、まず基本である国語からやり直すと案外すんなりと覚えられたりするかもよ。
今回はここまで。それではまた~。
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