ニキビに悩む40代必見!3つの原因とその解決方法とは?

2016年7月1日

40代になると、20～30代とはお肌も体も全く変わってしまう、というお話をたくさん聞きます。

私の働くエステには様々なお悩みを抱えたお客様がいらっしゃいますが、40代のお客様にかなり多いものが、「この年齢になっていきなりニキビができた！」というお悩みをお持ちの方です。

10代の思春期に出来るニキビや、20～30代の生活環境の乱れによって出来るニキビならば原因はハッキリしていて対処のしようもあるのですが、なにもしていないのに急にニキビが出来てしまっては、どうやって改善したら良いのか分からなくなってしまいますよね。

今回は40代のニキビの主な原因と、その改善方法をお伝えします！

原因１　乾燥

まずはニキビの大敵、乾燥が原因の場合です。

いつもと同じケアをしている、冬の季節でもないのに急に乾燥するの？と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その乾燥の原因は、残念ながら加齢にあります。

保湿成分として知られるコラーゲンやヒアルロン酸は、40代を迎えると生まれたときの約半分になってしまうとも言われています。更に、これまで浴びてきた紫外線によって少しずつストレスが蓄積されたお肌は、水分を守るバリアに穴が開いてしまっている状態に。

これにより、今までと同じ保湿のケアをしていても、どんどん水分が逃げて行ってしまうのです。

水分が逃げていってしまうと、外敵から身を守ろうとするお肌は、代わりに油分である皮脂を分泌します。いわゆる「インナードライ肌」の状態になってしまう訳です。

このときに必要以上に皮脂が分泌されてしまうと、毛穴に皮脂が詰まり、ニキビを引き起こしてしまうのです。

なので、改善方法としてはとにかく「保湿」が大事！

クレンジングは合成界面活性剤を含まないものに変え、オイルタイプではなく、クリームやミルクタイプを選んで使うようにしましょう。

また、普段の基礎化粧品も保湿成分が多く含まれているものに変えてみるのも手かもしれません。

原因２　ターンオーバーの乱れ

お肌のターンオーバー、つまり生まれ変わりは28日周期、というのを聞いたことはありますか？

残念ながらこのターンオーバーも、加齢により衰えていってしまいます。年齢が高くなるにつれて傷が治りにくくなったりするのも、そのためです。

20代のターンオーバーの平均は28日なのに対し、30代は40日、40代になると50日周期になってしまう、というデータもあります。

ターンオーバーが遅くなると、原因１で説明した皮脂の詰まりもなかなか取れず、いつまでたってもニキビが治らないという事態に。

こちらの改善方法は、「ターンオーバーの活性化」です。

ターンオーバーを活性化させるのに必要なもので有名な成分は、プラセンタやビタミンＡ、ビタミンＣなどです。

普段のスキンケアをこれらの成分の含まれているものに変えてみたり、美容液やサプリメントで補ってあげるのも良いですね。

原因３　ホルモンバランスの乱れ

更年期を控えた40代になると、女性はホルモンバランスが崩れてきます。

実は前二つにあげた「乾燥」「ターンオーバーの乱れ」も、その根本的な原因がホルモンバランスの乱れにあるとも言われています。

生理前になるとなんだかイライラしたり体調が優れなかったりするのも、ホルモンバランスが乱れることが大きな原因です。この状態が続いてしまうのは、憂鬱ですよね。

この、「ホルモンバランスを整えること」が、40代の方のニキビの大きな改善方法になります。

ホルモンバランスが乱れる原因の大きな一つは、不規則な生活習慣にあります。

・睡眠時間をたっぷり取ること

・食事は野菜や発酵食品、たんぱく質の多い大豆製品や魚などを多く食べること

・ストレスを溜めすぎず、リフレッシュの時間を取ること

ニキビケアだけではなく健康にも大事なことですが、スキンケアと一緒にこれらも心掛けるようにしましょう！

最近はホルモンバランスを整える化粧品やサプリメントもあるので、併せて取り入れることもオススメです。