毎日暑いですが夏バテなどしていませんか?夏バテ対策にはこまめな水分補給の他に適切な栄養補給も大事です。
素麺ばかりだと栄養が偏るので毎日汗を流しながらご飯作りをがんばっていらっしゃる方も多いと思います。
でも美味しいものを食べると健康にも繋がるし、何より幸せな気分になれますよね!美味しいものを美味しいと感じられるのは自分の歯で噛んでこそ。
入れ歯だとなかなか不便ですし、異物感がすごくて味はわかっても食感や歯ごたえが感じにくく美味しさも半減してしまいます。
そうならない為にできるだけ入れ歯等に頼らず自分の歯で楽しむ為には自分の健康な歯を大事に残すことが大切です。でも治療の過程で健康な歯を削ることもあるって聞いたけどそれって騙されてないのかな?と心配になってしまうあなた。
今回はどんな時に健康な歯を削るケースがあるのか、歯科衛生士の私と一緒に見ていきましょう!
どんな時に健康な歯を削るのか
・咬み合わせが悪い時
・金属等の被せ物をする時
・ブリッジを入れる時
大きく分けてこの3つだと思います。
・多少のずれ程度ではそんなに問題はありませんが、咬み合わせが悪いと痛くなったり腫れたり、知覚過敏になり、ひどい時は頭痛や吐き気、肩こりなどに発展し身体全体のバランスを崩してしまうことも。たかが口の中の事が全身に作用するなんて恐ろしいですね。咬み合わせの調整は難しく、歯や根の形、骨の密度、顎の動きや位置、上下の位置関係、水平的な位置関係、歯周病の有無、素材の違い等のバランスを見ながら少しずつ削っていきます。
・金属等の歯全体を覆う被せものをする時は、元々治療していた歯だったり治療が必要な歯を削っているのですが、部分的な詰め物ではなく全体的な被せ物の時はある程度の量を削らないと後に被せる被せ物の厚みが足りなくなってしまうので健康な歯の部分も削る必要があります。全体的な被せ物をする時はその歯の神経をすでに抜いて中に薬を詰めている状態になっているはずなのでたくさん削られても痛みはないのですが、それでもできる限り削る量は少なくした方がいいのは確かです。
・ブリッジを入れる時。
ブリッジとは和訳すると橋ですね。例えば大きな虫歯等で歯を抜いてしまってその場所がポカンと空いてしまったとき。歯というのは放っておくと少しずつ動いてしまい、噛み合わせの歯がないとそれに対抗する歯が出てきてしまったり、隙間が空いた後ろの歯が前に倒れてきたりするので隙間が空いたらそこを埋めておかないとその部分の歯並びがどんどん悪くなってしまいます。
インプラントを埋め込むという方法もありますがなかなかお値段が高く手が出ないという方には部分入れ歯、又はブリッジという選択肢が出てきます。
抜歯をして隙間ができた部分を埋めるための金属の歯の重さをを両隣の歯にも負担してもらう方法です。両隣の健康な歯を削って金属の被せ物を被せられるようにし、その2つの歯の間に隙間が空いた部分用の金属の歯をくっつけて橋渡しのようにして隙間をなくします。
保険がききますが全くの健康な歯を削らなければいけないのはもったいないですね。
健康な歯を削ることのデメリット
では健康な歯を削ると何が問題なのでしょうか?
歯は大きく分けると3層構造になっていて、外側から順に、体の中で一番固いエナメル質、象牙質、そして一番奥に神経があります。
本来の歯の厚みが失われると歯の強度が落ちたり歯の神経が近づいたりし、その結果歯が割れたり知覚過敏になったりします。そうするとその歯の寿命は縮み、いずれ弱くなって抜歯しなければいけないケースも増えてきます。
健康な歯も削られる時があるって本当??それって正しい処置なの?まとめ
- 健康な歯でも削らなければいけない処置がある。
- 噛み合わせの調整は難しく、全身に影響を与えることもある。
- 金属等の被せ物をする時は健康な歯の部分も削って金属の部分の厚みを確保しなければならない。
- ブリッジは両隣の健康な歯を削らなければいけない処置。
- 健康な歯を削ると知覚過敏や破折の原因になる。
生きている限りは美味しいご飯を美味しく食べたいですよね。自分の歯で食事を楽しむ為に毎日しっかり歯磨きをして虫歯や歯周病を防ぐことももちろんとても大事ですが、処置時にできるだけ歯を削らないようにしっかり説明を聞いたり信頼できる歯科医院を探しておくのも大事なことです。説明を受けた時にわからない事はしっかりと聞いて後で後悔したり不信感を抱かないようにしたいですね!
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