噛むダイエットは成功しやすい?人間の咀嚼機能を侮ってはいけない!

2016年6月19日

食べ物をしっかり噛むだけでダイエット効果があると話題になっています。

ただ噛む回数を増やすだけなので簡単で成功しやすいらしい。

私の父も健康のためよく噛んで食べるようにしているみたいです。

なぜ噛むだけでダイエットに成功できるのか、健康にも良い噛むダイエットを調べてみました。

1.噛むダイエットの方法

噛むダイエットとは、良く噛んで食べるダイエット方法。

噛む回数は30回以上。

ただ食べ物を30回以上噛むだけの簡単で成功しやすいダイエット

なぜ30回なのか?

それは昔大英国の首相を務めたグラッドストンという政治家が「健康の秘訣は一口32回噛むことだよ、神は我々に32本の歯を与えてくださった、一本一本の歯に感謝して噛むと32回になるだろ」と言ったことにあるらしい。この政治家は当時として珍しく長寿な方で享年89歳でした。

実際は食事の内容や健康状態から噛む回数は異なります。
ただ単に30回なのではなく、「一口に30回ほどかけて噛んで食べるような食事を取るようにしよう」と言う事です。

2.なぜ噛むだけでダイエットに成功できるのか?

噛むダイエットは食べ過ぎを防ぐことができます。

噛む回数を増やすことで満腹中枢を刺激して、脳を満腹状態だと感じさせからである。

だから少ない食事量でお腹いっぱいになるということ。

食事をよく噛むことで脂肪燃焼を促進して燃焼させることもできる。

よく噛むことで交感神経が刺激されます。

その結果、脂肪細胞に作用するノルアドレナリンを分泌させて脂肪を分解、燃焼してくれる。

よく噛むダイエットの場合は、胃の構造も変化してくるのでリバウンドしづらい。

痩せたまま維持しやすいという特徴もある。

食べたものを細かくして消化できるので、胃への負担が少なくなり胃が小さくなるそうです。

しっかりと噛むことによって、カロリーが消費されている。

よく噛んで食事をすることで、消費エネルギー量を増やすことができダイエットに繋がる。

私は健康のため良く噛んで食べるようにしていたら体重が落ちました。

朝が早い私は朝ごはんが早く、お昼までにお腹がすきます。

だからどうしてもコンビニなどで何か買ってしまう。

でも良く噛むようになってあまりお腹が空かず、間食が無くなりました。

コンビニで買い物の減り、金銭面でも助かっています。

3.噛むことはダイエット以外にも効果あり

噛むことで顔の筋肉を鍛えられてるので小顔効果もある。

とくに顔の筋肉は約70％が口の周りに集中しています。

よく噛むことで、顔全体の筋肉を鍛えることにも繋がるわけです。

顔全体を鍛えることができれば、そのぶん顔を引き締めることができより小顔効果が期待できる。

また歯が並ぶための顎の骨を発達させ、歯並びを良くします。

私の子供はまだ乳歯です。

これから永久歯が生えるので良く噛んで食べるようにさせています。

でも子供に30回以上噛んでというのは難しい。

だから良く噛んで食べるような食材を選んでいます。

例えば昆布。私は味噌汁などに出汁用に使った昆布を刻んで入れています。

あとはカレーなどのジャガイモやニンジンなど大きく切って食べさせるなど食材に切り方も工夫しています。

よく噛むことで唾液が分泌されやすくなる。

この唾液の中には美容成分や若返りホルモンなどが多く含まれている。

特にパロチンという成長ホルモンは、肌の老化防止の効果あり。

また皮膚炎の治療薬として使われている。

ほかにも、肌荒れやニキビなどの改善にも効果あり。

4.成功の秘訣は感謝の気持ち

たくさん回数を噛んで食べると、食べものに対してありがとうって気持ちになります。

噛めば噛むほど、この食べ物が自分の体になってくれるんだという気持ち。

私は子育てと仕事とでバタバタの時もあります。

だからこそゆっくり食べるようにしています。

自然と気持ちが落ち着きます。

私たちの体は自分が食べるもので作られています。

どんな食べ物をどのように食べるかでその人の健康のみならず、性格や人生まで左右される。

ゆっくりとよく噛んで食べ物のありがたみを感じながら食事をすることが健康の秘訣です。