ダイエットにポン酢は向かない！？そのわけとは・・・

ポン酢ってさっぱりしていて、お酢が入っているからヘルシーだと思っていませんか？

私も、しゃぶしゃぶを食べる時や、ぎょうざなどを食べる時はポン酢をつけるって決めているのですが、何の根拠もなくダイエットに向いているだろうと思っていました・・・。

ポン酢とは

まずポン酢は、柑橘系の果汁を使った調味料のことをいいます。

主な原料はレモンやゆず、ライム、すだち、かぼすといった柑橘系の果汁と酢酸です。

なお、ポン酢に醤油を加えたものをポン酢醤油といい、こちらもポン酢の一つといわれています。

市販されているものはほとんどがこのポン酢醤油であり、こちらが一般的にポン酢として知られています。

ポン酢のカロリー

ポン酢は大さじ1杯（15ｇ）あたり、およそ9.45キロカロリーです。

これを同じ量のドレッシング（和風）と比べるとおよそ36キロカロリーとなりますので、サラダや温野菜などにかけて食べる場合はドレッシングよりも大幅にカロリーを抑えることができるわけです。

しゃぶしゃぶなどの鍋料理でポン酢を使う場合は、1食あたりおよそ50g使うといわれていますが、50gのポン酢のカロリーは31.5キロカロリーです。

これと同じ量のごまだれだと110キロカロリーですが、めんつゆだと22キロカロリーとなりますので、鍋料理の時に使うたれはポン酢よりもめんつゆのほうがカロリーを若干でも抑えられるというわけですね。

ポン酢がダイエットに向かないわけ

ポン酢はカロリーが低く、オイルなども使っていないため一見ダイエット向きのようにも思えますが、実は原料に使われる柑橘類が胃酸や唾液の分泌を促し、食欲増進効果をもつことから、ダイエットには不向きだといわれています。

また、さっぱりしたポン酢の後味から、更に味の濃いものを求めることにつながり結果的に食べ過ぎを招いてしまいます。

また、これは意外と知らない方も多いのですが、ポン酢には糖分も多く含まれるため、糖質制限を行っている方は注意が必要です。

糖質制限を行っている方はポン酢よりもごまだれのほうがよいそうですよ。

また、マヨネーズなどの脂質が多いものは少量でも満足感を得られやすいので、サラダにはポン酢よりもマヨネーズを使うほうが結果的にはカロリーが抑えられ、ダイエットにつながるともいわれています。

ポン酢の塩分

よく売られているミツカンの味ぽんを例にあげると100gで8.34gの塩分量が含まれます。

我が家でも味ぽんを使っていますが、しょうゆと比べると減りが早いんですよね。

それだけポン酢は1回の使用量が多くなるため、塩分のとり過ぎにもつながってしまう危険性があります。

尚、塩分のとり過ぎにより、むくみなどが生じることもあるので、むくみが気になる時はカフェインの入った飲み物をとって尿として出したほうがよいそうですよ。

ポン酢の栄養素

カロリーは低いものの、塩分や糖分が多いポン酢。

しかしながらポン酢にはヨウ素とモリブデンという、どちらも人間の体に必要不可欠なミネラルが含まれます。

ヨウ素は不足すると脱毛や貧血、体力低下などを引き起こすといわれています。

一方モリブデンをとると、脂質や糖質の代謝を促す効果が期待できます。

ポン酢でダイエットをするためには

ポン酢でダイエットはできない、という意見も多いのですが、それでもダイエットをしたいという場合はポン酢を買う時に原材料に注意することが重要です。

まず、原材料表示の頭のほうに「果糖ブドウ糖液糖」が書かれているものは避けたほうがよいです。

果糖ブドウ糖液糖は化学物質で、果糖とブドウ糖が分離された状態で体内に入ってくるため、血糖値が急上昇します。

そして余った糖が脂肪細胞として体内に蓄積されてしまうのです。

以上のことから、肥満の原因になりダイエットには向きません。

手作りでポン酢を作りたいという場合は、ショウガの搾り汁などの体を温める食材を使うと血行がよくなり代謝を高めてくれるので、ダイエットにもよいそうですよ。

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ダイエットにポン酢は向かない！？そのわけとは・・・　まとめ

ポン酢は、カロリー自体は低いものの、基本的にダイエットには向かないことがわかったと思います。

しかしながら使い方によっては料理のとてもよいアクセントになるものでもあります。

ダイエットのためにはかけ過ぎ・食べ過ぎに注意して使いましょう。