ギムネマダイエットで痩せる！これだけの理由

2016年8月4日

ダイエットに興味のある方なら、一度は耳にしたことがある「ギムネマ」という名前。

そのギムネマがダイエットにいいといわれる所以はどこにあるのでしょうか？

私がダイエットに明け暮れたおよそ20年前にもギムネマは話題となり、そのダイエットの効果が注目されていました。

そこでギムネマによるダイエットの効果について、調べてみました。

ギムネマとは？

ギムネマはインド原産のハーブの一種です。

ギムネマはカガイモ科に属し、インド南部からインドネシア、タイ、アフリカなどの主に亜熱帯地方で自生する多年草です。

正式名称はギムネマ・シルベスタ（Gymnema Sylvestre）といいます。

ギムネマ・シルベスタはヒンディー語ではグルマールと呼ばれ、「砂糖を壊す」という意味があるそうです。

それはつまり、ギムネマの葉から抽出される「ギムネマ酸」という主成分が、口の中にある舌の味覚を感じる部分（味蕾）を麻痺させてしまうという働きがあることに由来するそうです。

血糖値を下げる働き

糖質の高い食品を摂取すると血糖値が上昇しますが、血糖値が上昇すると膵臓でインシュリンが大量に分泌されます。

肥満や運動不足などの生活習慣により、血糖値が正常に保たれなくなると糖尿病になるといわれていますが、糖尿病になるとこのインシュリンの分泌が遅れ、血中のブドウ糖が処理されなくなるため、食後に血糖値が急上昇してしまいます。

そこで食事と一緒にギムネマを摂取すると、小腸での糖分の吸収が抑制されるため、結果的に血糖値の上昇を抑えることができるといわれています。

そのため、糖尿病の予防やコントロールにもギムネマが効果的だといわれているのです。

インドの有名な「アーユルベーダ」でも、2000年以上も前からギムネマが糖尿病の民間薬として使われてきたと紹介されているそうですよ。

ギムネマのダイエット効果とは？

ギムネマのもつ血糖値の上昇が抑えられるという働きにより、インシュリンの分泌が低く抑えられるため脂肪燃焼もしやすくなるのです。

肥満には大きく分けて内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満がありますが、どちらのタイプでも生活習慣病にかかりやすくなります。

ギムネマは、過剰摂取した糖を体内で中性脂肪として蓄積されにくくする働きがあるため、肥満を予防する効果があるといわれています。

また、便秘がちな人は代謝が低く、脂肪燃焼も邪魔してしまうのですが、この便秘にもギムネマがいいといわれていて、腸内環境を整えることで便の量を増やすなどして便秘を解消し、代謝を上げて脂肪の燃焼を促してくれるのだそうです。

これはいいことずくめですね！

なお、ギムネマを摂取すると、舌の味蕾を麻痺させると書きましたが、これによりギムネマを摂取した後に口の中に甘いものを入れても甘みを全く感じなくなるため、特に甘いお菓子などが好きだという方はそれを食べる前にギムネマを摂取すると効果的なのだそうです。

私も甘いものが大好きなのですが、甘いものから甘みがなくなったらはっきりいって美味しくないですよね。

ですから、結果的に美味しくないなら食べたくないな～って思って、だんだん食べなくなるかもしれないですね。

ギムネマを取り入れるには？

ギムネマを摂取するには、以下の３つがあります。

・サプリメント：手軽に取れて、ダイエット効果のある成分を配合したタブレットなどが

多数発売されています。

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・ギムネマの粉末：水や牛乳に混ぜて飲んだり、結構苦みが強いのでオブラートに包んで飲む人が多いようです。

・ギムネマ茶：茶葉を入れたティーバッグなどがあり、手軽ですが多少苦みがあるそうです。

いずれも、糖分の吸収を抑えるというギムネマの特性上、甘いものを食べるおやつや食事の30分前に飲むとよいといわれています。

ギムネマの注意点

ギムネマには副作用があるといわれているので、注意が必要です。

ギムネマは鉄分の吸収を阻害するため、貧血気味の方や妊娠中の方は控えたほうがよいそうですよ。

また、糖尿病で治療中の方も、摂取に際しては一度医師と相談されてからにしてくださいね。