健康診断で“高脂血症”と診断された方は、
きっと、中性脂肪やコレステロールの値が
高かったのではないのでしょうか?
一体、具体的にはどんな病気で、
どうやって治療するのか、
不安な方も多いはずです。
そこで、
“高脂血症”とはどのような病気で、
治療にはどんな方法があるのか、
これからご紹介していきますね!
“高脂血症”とは、
血中の中性脂肪や、コレステロールが増加する状態を
“高脂血症”と言います。
最近は、悪玉コレステロール(LDL)が高いだけではなく、
善玉コレステロール(HDL)が低い状態でも、
動脈硬化を起こすことも多く、
中性脂肪が多い状態と総称して、
“脂質異常症”と呼ばれています。
“高脂血症”(脂質異常症)には、
目立った自覚症状がありません。
そのため、健康診断等で発見されても、
症状がないので、そのまま放置してしまい、
気が付いた時は、重症化していた!なんてことも。
でもそれが恐ろしい病気なのです!
“高脂血症”(脂質異常症)は、
放置すると、どんどん血管の中に脂質がたまって、
“動脈硬化”を引き起こしてしまうのです。
“動脈硬化”が進むと、
心臓や脳などへの血液の流れが悪くなり、
ある日突然、心筋梗塞や、脳梗塞などの、
発作を起こしてしまうリスクが高まるのです。
“高脂血症”(脂質異常症)の治療方法
“高脂血症”(脂質異常症)と言われたら、
当然、治療をしなければなりません。
まず、何から行えばよいのか、
これから順にご紹介しますね!
<食事療法>
1)適正体重に近づける
中性脂肪が多く、肥満傾向もあるのであれば、
まず体重を適正体重に近づけることです。
エネルギーの過剰摂取は、
中性脂肪や、コレステロールの生成を促してしまいます。
2)水溶性食物繊維の多い食品を摂取する
食物繊維は、コレステロールの排出に効果があります。
代表的な食品は、納豆、オクラ、やまいも、わかめ、きのこなどです。
毎食たっぷりと摂り入れるようにしましょう。
3)抗酸化物質を摂り入れる
悪玉コレステロールは、
体内の活性酸素と結びついて、
酸化LDLになってしまうと、
もっとも動脈硬化を起こしてしまうリスクを
高めてしまいます。
そこで、抗酸化物質がたっぷりと含まれた、
ビタミンA・C・Eやポリフェノールを積極的に摂取することが大切です。
代表的な食品は、
ビタミンA・Eは緑黄色野菜、魚や鶏肉やレバーなどです。
油と一緒に摂取すると効果が高いです。
ビタミンCは、かんきつ類やイチゴ、ブロッコリーなどです。
ポリフェノールは、緑茶や大豆、ぶどうなどに含まれます。
4)その他
その他中性脂肪やコレステロールを減らすのに効果のある、
EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれている魚や、
大豆製品も積極的に摂り入れると効果的です。
5)控える食品
動物性脂肪の多い食品は、控える方が良いです。
飽和脂肪酸は、コレステロールを増やしてしまいます。
代表的な食品は、バターやチーズ、チョコレートなどです。
これらの食品はコレステロールも多いので、控えるようにしましょう。
<運動療法>
中性脂肪や、コレステロールを減らすためには、
有酸素運動も効果があります。
効果を高めるためには、
1日30分程度行うことがおすすめです。
軽い運動でも、
続けることが大切ですので、
ウォーキングや、サイクリングなどを、
毎日の生活の中に取り入れましょう。
<薬物療法>
食事療法や運動療法を3か月程度続けても
効果が出ない場合は、
医師の診断のもと、
薬物療法を行います。
お薬は、
その方の状態によって、
量や種類は違いますので、
必ず医師に指示に従ってくださいね。
ただし、
薬物療法を始めたからといって、
食事や運動を止めてよいということではありません。
数値が安定するまでは、
どちらも継続することが重要です。
知らないと怖い!高脂血症の治療法とコレステロールの減らし方 まとめ
1.“高脂血症”(脂質異常症)は、血中の中性脂肪やコレステロールが増加する状態のことを言う。
2.“高脂血症”(脂質異常症)は、自覚症状がないので、放置すると、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす可能性がある。
3.食事を見直し、適正体重に近づけ、食物繊維や抗酸化作用の高い食品やコレステロールを下げる食品を積極的に摂取する。
4.毎日有酸素運動を取り入れる。
5.食事療法や運動療法で改善がみられない場合は、医師の相談のもと薬物治療も行う。
食事や運動で、
コレステロールを減らして、
動脈硬化のリスクを軽減しましょう!
でも、なかなか改善しない場合は、
早めに医師に相談して、
悪化しないように処置をしてくださいね。
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