中性脂肪の数値は大丈夫??大好きな卵や魚卵の食べ過ぎは危険信号?

若い頃は、特に気にしないで流していた「中性脂肪」という言葉…年を重ねるごとにどんどん気になる言葉になって行っている人…多いのではないですか?

健康診断結果で中性脂肪の数値が高いなどと診断されたけれども、ではどうすれば良いのか?コレステロールの高いモノを沢山食べてしまうと中性脂肪が多くなる?

そもそも「中性脂肪ってなんだ?」と普段、テレビ番組や番組間のCM等でその言葉をよく聞き、知ってはいるけど、実際はどんな物なのだろう?

コレステロールの高い食品の食べ過ぎも良くないと私は子供の頃から言われていて今でも「卵は一日最高で三個」と頭の中で刷り込まれています。

私だけなのかもしれませんが、コレステロール＝卵というイメージも強かったのですが…実際の所は「中性脂肪」と「コレステロール」ってどんなモノなのでしょうかね?

それでは、今回は健康の為とちょっとした疑問だった「中性脂肪」、そして、「コレステロール」とどんな関係があるのかを知って行きましょう。

年を取ったら身近になるのだなとか思っていたワードが身近になってしまったと感じてしまった年頃です。

今更だけども、中性脂肪とコレステロールって何? 

「中性脂肪」も「コレステロール」も聞いただけではなんか身体に悪そう…なんて思っている人は何人位いるでしょうか?少なくとも私はこの名前自体があまり身体によく無いというイメージを持っていました。

中性脂肪は身体のエネルギーの源となり、コレステロールは筋肉や細胞膜を作る事に使われるホルモンの材料という事で、本当はどちらも体には必要なモノだったのですね。

ですが、中性脂肪を余分に取り過ぎると余った中性脂肪は肝臓に蓄えられてしまう。そしてコレステロールを取り過ぎてしまうと中性脂肪も上がってしまうという事らしいです。

要は、必要なのだけれども摂取しすぎると良くないという事でそのものは悪い訳ではないという事です。

健康診断等で中性脂肪の数値を診断されると思いますが。その数値が…

・150mg～300mgならば軽度

300mg～600mgは中等症

600mg以上は重度という事で、150mg以下ならば正常ですが…どうですか?

逆に30mg未満は低すぎるようです。

危ない!中性脂肪が高い時に体の中で起こる事！

 中性脂肪の数値を気にせず、コレステロールの高い食品を食べ続けていくと、HDLという善玉コレステロールが減少してLDLという悪玉コレステロールが増加する高脂血症になってしまいます。

これによって、血管が硬くなっていく、「動脈硬化」になってしまう可能性があがってしまいます。

この動脈硬化が進んでしまうと「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの命に関わる大きな病気になる危険が高まります。

予期せぬ事故や原因不明の病気ではなく自らの生活習慣や原因が解っている上での大病になってしまうのは正直いかがなモノかと思います。

中性脂肪の数値が軽度のモノでしたら、毎日の食事の見直しで充分に正常値に戻るらしいです。まずは昨日の夕飯はどんなモノを食べたかを思い出して下さい。

私は鶏のササミとしめじのコンニャク炒めとほうれん草のお浸しと白菜スープでした。

…全体的に淡白ではあります。

中性脂肪を下げるにはどうすれば?

　コレステロールの高い食品…大体想像はつきますね。

卵、レバー、たらこ、しらす、ししゃも、ウ二や動物性脂肪の多い食材（ベーコンやソーセージ、生クリームやアイスクリーム等乳加工品）等です。これらが好きという方は多いと思います。私も好きです。

鶏卵は特にコレステロールが高いので、大体鶏卵を材料にする洋菓子（プリンやケーキ）、同じく鶏卵を材料にするマヨネーズ等は控えるのが良いですね。

青魚には中性脂肪を減らす「DHA」や「EPA」という成分が多く含まれているので青魚（サバやアジ、イワシ等）を食べると良いです。…が、ししゃも等卵を抱えているのであればコレステロールを増やすだけですのでそこもしっかりと頭に入れて食品を選びましょうね。

中性脂肪を下げる為にはまずは何にしても食べ過ぎは良くありません。毎日の食事をお腹いっぱいではなくあくまで腹八分目を目安に頂いて下さいね。

和食は肉より魚、調理方法も煮る、蒸す、焼く等が多いので健康に良い料理だと言われています。余計な脂を落としかつ野菜を沢山食べられますしね。

元々お魚が好きな方は魚メインの食事に切り替えてもさほど苦では無いと思いますが。お肉が好きという方には中々ストレスがたまってしまうような気もします。

ですから、お肉料理が食べたいのであれば毎日ではなく、一週間の内1～2回程度に収める等であればお肉を食べても問題ないと思います。

お肉で無いと摂取できない栄養素等もありましからね。そして、食べるならば脂身は除く、脂肪の少ないヒレやモモ等の赤身肉が良いです。

野菜を一緒に沢山食べるのも忘れずに!!

食べるのを控えた方が良い食材は多々ありますが、逆に中性脂肪を減らす役割をする食材もあります。

豆腐、納豆、味噌等の大豆食品、とろろ昆布、黒酢、コンニャク等々です。味噌汁に豆腐やワカメ、黒酢で酢のもの等々、積極的に食事に盛り込むと良いですね。

食事も大事ですが、適度な運動だって中性脂肪を減らす手助けをします。ハードな運動では無くて大丈夫ですのでウォーキングや簡単な筋力トレーニング等々続けられる運動を

習慣付けていくと健康にも良いです。

揚げ物やコレステロールが高いお料理が好きな方は多い筈です。中性脂肪の値が高いから好きだけども全てを断つ!!というのではなく正常値に戻ったら一週間の内1回位はそういうお料理を食べても良いと思います。

ただ食べ過ぎは何度も言いますが駄目ですよ。

中性脂肪の数値は大丈夫??大好きな卵や魚卵の食べ過ぎは危険信号?まとめ

・中性脂肪は身体のエネルギー源、コレステロールは筋肉や細胞膜を作る材料

・ただし余分な中性脂肪は肝臓に溜まる、コレステロール高いと中性脂肪も高くなる

・中性脂肪が上がった場合、高脂血症になり動脈硬化になる可能性が上がる

・更には心筋梗塞、脳梗塞という命に関わる病気に繋がってしまう

・コレステロールの高い食品の食べ過ぎに注意

・軽度ならば食生活の見直しで正常値に戻せる

・適度な運動をバランスのとれた食事を心がける

…以上でしょうか?

コレが駄目だからこれは断つ、これは良いから沢山食べるという両極端では無く、何事もて適度に程ほどにバランス良くが大事ですね。

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