美顔の新常識!美容鍼の小顔効果とは?

2016年7月22日

鍼やお灸と言えば、お年寄りが体のコリや疲れを治すものというイメージが昔はありましたが、今はその健康美容効果が注目され、鍼灸治療院を利用する若い方が増えています。

そんな中で話題を集めているのが、美容鍼と呼ばれる美容法です。

テレビで、顔中に細長い鍼を刺されている、ショッキングな映像を見たことがある方も多いのではないでしょうか？刺されている本人はほとんど全く痛みを感じないのに、美容鍼を刺すだけでスッキリした小顔になるそうです。

でも顔に鍼を刺すだけで、本当に小顔効果があるのでしょうか？

今回は、美容鍼で小顔になれる訳と、その効果についてお伝えします！

美容鍼とは？

そもそも、いわゆる鍼やお灸と美容鍼はなにが違うのでしょうか？

元々鍼灸の技術が生まれた中国では、鍼やお灸の刺激によって体のバランスを整える治療法が行われていました。体のバランスを整えて健康にすることによって、元々人間が持っている自然治癒力を高め、痛みや病気の根本原因から解決していくという治療法です。

これを美容に特化させたものが、美容鍼や美容鍼灸と呼ばれています。

肌の表面だけのケアやマッサージだけではなく、肌の奥にあるツボや筋肉にアプローチすることによって、お肌の調子を総合的に整えて、美肌に導いてくれるのです。

美容鍼の効果１　むくみの解消

女性なら、一度は悩んだことがある顔のむくみ。飲み会や夜更かしの次の日は顔がパンパンで出掛けるのが嫌になった経験は、誰にでもあるかと思います。

そもそも『顔のむくみ』とは、顔に余計な水分が溜まってしまっている状態です。脂肪が付いている訳ではないので、どんなにスリムな人でも、水分が溜まれば顔はむくんでしまいます。また、肝臓や腎臓の機能や自律神経が乱れることによって、顔にむくみが出ることもあります。

美容鍼を顔に刺すと、顔の筋肉がぎゅっと縮み、鍼を抜くと緩みます。これがポンプのような役割を果たしてくれるので、顔の余計な水分を流して、スッキリとした小顔にしてくれるのです！

美容鍼の効果２　筋肉のコリをほぐす

顔の筋肉が凝る、というとあまり馴染みの無い言葉かもしれませんが、なかなか小顔にならない原因は、もしかしたら顔の筋肉のコリかもしれません。

特に顔を大きく見せてしまう原因となるのは、『咬筋』と呼ばれる筋肉で、歯ぎしりをしてしまう方や食べ物を強く噛みがちな方はこの筋肉が凝った状態になってしまうことがあります。硬くなってしまった咬筋は、顔をエラが張ったように見せてしまうので、フェイスラインが大きくなってしまうのです。

美容鍼で顔のツボを刺激することで、緊張をほぐし、コリを解消してくれるので、顔のラインがシャープになります。

また、顔だけではなく首や肩のコリをほぐすことによって、更なる小顔効果もあるそうです。

首や肩が凝ってしまうと、筋肉が硬く張り出してしまうだけではなく、その周りにむくみも溜まりやすくなってしまいます。二重顎の原因にもなってしまうそうですよ！

首や肩も一緒に鍼治療を行ってくれる鍼灸院もありますので、肩や首のコリが辛い方は試してみてはいかがでしょうか？

美容鍼の効果３　顔のたるみを引き上げる

先ほど、顔の筋肉が凝るというお話をしましたが、実は凝ってしまうのは咬筋だけではありません。顔の表情を支える筋肉は、ストレスや加齢、生活習慣などによって日々コリと疲れ、つまり老廃物を溜めこんでしまいます。だんだんと蓄積された老廃物は重くなり、衰えた筋肉はそれを支え切れなくなって、重力に負けて下に下がってしまうのです。

つまり、顔のたるみの原因は、筋肉の衰えにあります。

外側からマッサージや化粧品でケアをしていても、筋肉自体が衰えてしまっていては、またたるんでしまう可能性もあるのです。

美容鍼を使うと、筋肉の収縮効果で顔全体がきゅっとリフトアップします。顔全体のコリもほぐしてくれ、ツボの刺激で血流も良くなるので、重たく蓄積されていた顔の老廃物もスッキリ流してくれるのです。

たるみがなかなか改善されない方にはピッタリですね！