大体の母親は我が子を可愛がるものです。昔、何かの小説で「母親の我が子への愛情は娘より息子の方が強い」と書いてあったのを思い出しました。
母親が子に愛情を持って接するのは勿論良い事です。…が何事にも限度があります。
最近、マザコン、ファザコン、ブラコン、シスコンと近親に対する異常な愛情を現わす造語に新しい言葉が加わりました。私も初めて知りましたよ…
その名も「ムスコン」最初は何かこう…ロボット工学的なプロジェクトの名前かと思いましたが…かすりもしませんでした。
マザコンが「マザー・コンプレックス」の略であるように、ムスコンは「息子コンプレックス」の略語だそうです。
何故日本語と英語を組み合わせてあるのでしょうか…と思いましたがそこら辺は和洋折衷とくに気にしない日本ならではなんだと思います。そもそも英語ですと息子はSon…そうなると「サンコン」になるので恐らくは響きと語呂が良い「ムスコン」が採用されたんだと勝手に思っています。
さて、今回はそんな「ムスコン」について見て行きたいと思います。さて、ただ息子大好きなお母さんをムスコンと呼ぶのか…それとも??
それでは、お付き合いの程をお願いいたします。
息子が恋人??ムスコンママの特徴
さて、息子さんを溺愛するお母さんを「ムスコン」と呼んでしまうのはちょっと…と思いますね。それこそ自分の母親を大事にする息子さんに対して「マザコン」と茶化すような気分になってしまいます。
どういう状態が「ムスコン」の特徴なのか…と言いますと
・息子に彼女が出来たら受け入れられず「異様に」腹が立つ
まず、息子を他の女の子に取られるので多少は嫉妬してしまうのは当然だと思います。だから嫁姑戦争なるものが勃発するのですし…ここで注目して欲しいのは「異様に」という事です。
これは息子が他の女の子に取られた些細な(でも場合によっては根深い)嫉妬では無く恐らくは恋人を他の女に取られたような心境なのでしょうか?
・夫よりもはまだしも娘よりも息子が好き
昔読んだ小説でも母親は娘より息子に愛情を注ぐモノと書いてあったのを思い出しました。母親にとっては同性の娘も大事ですが異性の息子はやはり多少でも特別になってしまうのではないかと思います。
ですが、愛情の割り振りが娘1:息子9…もしくは0:10なんて事だったらそれは異常ですよね?話は剃れるのかもしれませんが毒親関連の本を読むと意外とこういうケースは多いみたいですが…
・息子を性の対象としても見てしまう
上2つはまだギリギリラインだったのですがこちらはアウトですね。年下の彼氏と書くと可愛いようなほのぼのした感じになりますが…
この「性の対象」と見てしまう事で上2つの特徴をより一層異常にしてしまうのだと思います。そもそもコレが無ければ上2つの特徴はまだ「子離れ出来ない母親」になるのだと思いますし。
この様に、息子を特別な異性として見てしまう、度が過ぎた愛情を息子に注ぐそんな「異常に」子離れ出来ていない母親を「ムスコン」と呼ぶようですね。
同じ特徴の父親も「ムスコン」となると思いますが今回の話のベクトルとジャンルが違ってきそうなので置いておきます。
そもそも…どうしてそうなった?
最初から息子を性の対象とみているケースは少ないと思います(多くても困る)。大体は最初の内は、普通に「我が子」として子を愛し接してきたのだと思います。
どこからか「道」的なモノが剃れてしまったパターンが多いのでは無いでしょうか?
「ムスコン」になってしまう原因に挙げられるのは父親…ようするに「夫」の存在が大きいようです。
シングルマザーや夫と別居中というお母さんや、もう夫の事は好きでは無いというお母さんがこの「ムスコン」になる傾向が強いようです。
本来ならば愛する夫と子に注ぐ愛情…その内の一つが掛けてしまいその分、子である「息子」に注いでしまうようです。
ただ注ぐならば良いですが…度が過ぎれば依存になってしまいます。
夫がいない、夫をもう愛せないという場合、性の欲求を向ける相手もいない、新しい相手が居られる方や言い方が良くは有りませんが浮気が出来る人でしたらその欲求を解消出来るのでしょうが…出来ない人もいます。
結果的に息子に走ってしまうという事のようです。
ですが、いくら息子を溺愛して恋人として見ても大抵の息子さんは巣立ち、新しい家庭を持とうとします。
その場合「ムスコン」な姑さんになってしまう訳ですが…
姑さんが「ムスコン」だった場合は?
「ムスコン」な母親と持つ男性と結婚した場合…姑さんとで恋の三角関係を繰り広げなくてはいけなくなるという修羅場になってしまうのでは…
対策と言った対策は其々ですが大事なのは
姑さんは「自分は息子をこんなに立派に育てた」という自負があるのですがそこは当然否定する所ではありません。むしろ立派に育ててくれたからこそ自分と出会えたと感謝する所だと思います。
話し合う相手は姑さんでは無く夫…現状とどんなフォローをしてほしいかを伝え、基本自宅と夫の実家での夫は別物と考えるのが良いようです。自分の前での夫の姿と母親の前での夫の姿は違うモノでしょうしね~
愛する息子さんの子である「孫」のお世話もしたいでしょう。その時は夫婦での教育方針を夫と決めているとしっかり伝える事が大事です。
寂しいですが息子さんを奪ってしまったお嫁さんを敵視し意見を聞いてもらえないという場合もあるでしょう…
それだけならまだ良いのですが、お子さんにアレルギーが有った場合にお姑さん達にそれを伝えたにも関わらず…こっそりアレルギーの出るおやつを姑さんがお子さんに与えてしまった場合、取り返しのつかない事になってしまうのではないでしょうか?
「病院ではこのような対応をするように指示されている」と自分では無く第三者の意見を組みながら我が家のルールを伝えるのが良いかと思います。
解り合えないお姑さんもいますが解り合えるお姑さんもいらっしゃります。その時に取り返しのつかない事態を起こしてしまうのは辛いかと思います。
それでも愛情と言うモノは決して悪いモノではありません「子」にとっては必要なモノです。
良い薬、栄養のある食べ物…それらは確かに良い物ですが摂り過ぎる、与え過ぎると「毒」になります。それと同じなのだと思います。
子は自分のモノでは無くいつか巣立つ他者だと思いそこまでの間手を引いてあげる事が出来れば良いのかもしれませんね。
ムスコンに注意!?息子を溺愛するのは良いけれど限度がある!?まとめ
・ムスコンは息子を異常に愛してしまう行為
・原因は主に夫との愛情不足?
・ムスコン姑を持った場合は意見をしっかり伝える
…以上でしょうか?
とにかく「サンコン」だと別の人物を連想してしまうので不採用の要因になったのでしょうかね…?
何事もラインをしっかり持つのが大事なのですが意外と難しい物ですね。
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