学生時代ってそんなに意識しなかったけれど、大人になってから書く機会が出てくるのがこの暑中見舞い。暑中お見舞い申し上げます~♪なんて歌って誤魔化せないのでどうにかして書かなくてはいけないけれど、何を書いたらいいのやら。
そんな時は定型文に頼って、それをちょこっとアレンジして乗り切っちゃいましょう。
まず基本の基本
暑中見舞い、いつ出せばいいのかは一応決まっています。一応、と言うのは実は説がいくつかあるんです。
けれど共通しているのは
①立秋の前日である8月6日までに出すこと
②相手の住んでいる場所の最も暑いと思われるときに出すこと
の2点です。元々暑中見舞いは暑い時期に相手のことを気遣って出す手紙です。
近年は9月でも暑いくらいなので最も暑いときというのがなかなかに難しいところではありますが、説がいくつかあるくらいですので、8月6日までに出せば基本的には問題ないでしょう。
ただし、7日以降はどんなに暑くても残暑見舞いになります。そこだけは気をつけましょう。
どんなことを書けばいいの?
暑中見舞いはかしこまったお手紙とは違います。なのでいきなり、暑中見舞い申し上げます、と書いて問題ありません。
気持ちとしては年賀状の、あけましておめでとうございます、と同じ感じです。
それから相手のことを気遣う文章を書きましょう。
例えば
「暑い日が続いておりますがお変わりありませんでしょうか」
「厳しい暑さでございますがいかがお過ごしでしょうか」
このような感じで「暑いけどどうよ?」的なことを丁寧に書けば大丈夫です。
次に自分の近況を入れましょう。出す相手はきっと普段なかなか会わない方だったりすることの方が多いと思うので、ちょっとした近況があるといいと思います。
「こちらは変わらず元気にやっています」
「○○に旅行に出掛けております」
ついでに引っ越し報告とか、出産報告とか、そういう事があればこのタイミングに入れてしまいましょう。
「先日○○へ引っ越しをしました」
「○月○日に出産いたしました」
それから相手の健康を気遣う文章で〆ます。
「まだまだ暑い日が続きます。ご自愛ください。」
「お体にお気をつけください」
「熱中症にはお気をつけください」
実際暑中見舞いの後も暫くは暑い日が続きますので、ぜひ一言添えてください。相手も気をつけないとなって思ってくれるかもしれません。
そして最後の最後は日付。何度もいいますがかしこまったお手紙ではないので、細かい日付はいりません。
平成○○年○月とか、平成○○年盛夏、という感じで締めくくります。
これで暑中見舞いの完成です。
全部まとめて文章にすると(秋田に旅行に来ている設定で)
暑中見舞い申し上げます
暑い日が続いていますがお変わりありませんでしょうか
私はこの夏初めて秋田に旅行に来ています
東京と変わらぬ暑さですが自然がきもちいいです
まだまだ暑い日が続きます、どうぞご自愛ください
平成28年 盛夏
出す前に色々届いちゃったら?
出す前に相手から暑中見舞いが届いたら一言文頭に
「ご丁寧に暑中見舞いいただきありがとうございます」
「暑中見舞いありがとうございました」
と付け加えてあげればそれで問題なし。
また、お中元を頂いてしまった場合。丁度時期もかぶりますので、お礼状として暑中見舞いを出すのはOKです。
その際も
「ご丁寧にお中元をお送りいただき誠にありがとうございます」
「お心遣いいただきありがとうございます」
とお礼を相手を気遣う文章の後に入れれば問題ありません。
更に日付の前に
「お礼まで」
「一言お礼のみ」
とつけると「これ以上はありません」というアピールになります。
逆にこれから返戻の品を送る予定があるのであれば
「まずはお礼のみ」
なんて書くとこの後まだあります感があっていいかなと思われます。
暑中見舞いの定型文!これさえおさえれば大丈夫! まとめ
実はあんまり堅苦しくない暑中見舞い。
貰って困るものであもありませんし、実は年賀はがきのお年玉ほど有名ではありませんが、暑中見舞い・残暑見舞いに使うかもめ~るにもくじがついています。
真夏の暑いごあいさつ。挑戦してみてはいかがでしょうか。
Q:サプリメント、化粧品などを 実質無料で手に入れるには?
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ハピタス