春と言えば桜咲く季節!!そして、お花見ですね。この時期になると天気予報と共に桜開花予報が流れてお花見に備える程日本人はお花見が大好きです。
桜を見ながらお弁当やお団子を食べて特に桜を見なくても「お花見」という行事自体が楽しいですよね!勿論、飲み物片手に桜を眺めるというのも風情があって良いと思います。
さて、このお花見ですがあまりに浸透しすぎていて、いつから始まったのか?何故桜の下で宴会等をする行為を「お花見」と言うのか?…等々、考えてみると…アレ?という事が多いと思います。
そもそも、お「花」見でしたら桜じゃなくて梅や桃等でも良いのでは?とも思ってしまいます。私も幼少期お花見にあまり行けなかったので庭に咲いているタンポポ等でお花見を済ませていた覚えがあります。
今回はその「お花見」の由来や歴史等と見ていきたいと思います。花見酒でも片手にお付き合い下さいね~私は下戸なのでノンアル飲料で済ませますが!!
お花見の歴史は?いつから始まった?
お花見はいつから始まったのでしょう?江戸時代を描いた歴史ドラマや漫画等ではすでにお花見をするシーンがあったりします。江戸時代ですでにお花見はあったと思って良いでしょう?
七五三やひな祭り等、日本の儀式的な習わしは平安時代から始まり江戸時代で基盤が出来るというパターンが多いですのでお花見も…と思っていました。
お花見の歴史をたどると…なんと!!古代神話の時代まで遡ってしまうようです!!
古代日本の八百万の髪の中に山の神「サ」神がいました。そして神が鎮まる座を「クラ」というらしいです。
この「サ」神が鎮座した木を「サクラ」と呼ぶようになったそうです。
古代日本の農民は山の神である「サ」神を信仰していました。「サ」神が鎮座した木である「サクラ」にお供え物をして豊作を祈り、宴を行う…これが「お花見」の元になったそうです。
この儀式が日本人のDNAに染みつき結果、無条件に桜を好む理由の一つになったのではないかとも言われているそうです。
まさか、古代日本まで遡るとは思いませんでした。初めは娯楽では無く儀式的なモノだったのですね。
日本の神話と歴史が融合している話は好きなのでこういう話を知ると得をした気分になりますね。結局は雑学なので今後に生かせるかは別として…
お花見がお花見として定着するまでの長い時間の旅
では、今のような娯楽でのお花見にはいつなったのでしょうか?
古代では豊作を祈る儀式のようなモノだったのですが、奈良時代「桜」を楽しむ為の行事になっていったようです。
「万葉集」でも桜の歌を詠んだ歌等も残っているそうです。歌という事は貴族の楽しみだったのでしょうね。当時の貴族達は桜を大変好んだそうです。
平安時代へと時間が進んでも桜の人気はとどまる事なく上がっていったようです。「古今和歌集」でも春を歌ったものの、殆どは「桜」を歌ったものばかりのようです。
源氏物語でも宮中の華やかな桜の宴の様子が記されているらしいです。そして、花と言えば「桜」というイメージが定着したのも、この頃のようです。
鎌倉時代に入りますと貴族の楽しみであった桜の下での宴が武士や町人の間でも行われありとあらゆる階層の人が桜の下での宴会を楽しむようになりました。
京都の寺社や山に山桜が植えられたのもこの頃らしいです。
そして、時は流れ江戸時代、お花見は庶民の娯楽として定着し始めます。江戸後期には染井村という村(今の東京都豊島区駒込)の植木屋が桜の「エドヒガン」と「オオシマサクラ」の交配種「吉野桜」を作ったそうです。
ですが、後に奈良吉野の山桜との混同を避ける為、「ソメイヨシノ」と呼ばれるようになったとか…ソメイヨシノは桜と聞いて現在は特に一番連想される桜の品種だと思います。
ソメイヨシノは明治以降沿道や河川敷、公園や学校等に植えられ広まったそうです。
何故、桜の下の宴会が「お花見」と呼ばれるようになったのか…それは日本人が花といえば桜という程に桜が大好きだからという事のようですね。
花より団子??お花見の三色団子も意味があるって本当?
お花見に欠かせない「お団子」ですが、皆さんはどういう味がお好みですか?私はみたらし醬油の磯辺巻が好きです。あとは、蓬団子の餡子や、ずんだも好きですね。
それは置いておいて…お花見団子でピンク、白、緑の三色の団子を連ねた三色団子がありますよね?こちらの三色にもきちんとした意味があるようでして…
ピンク色は桜
白は春霞
緑は新緑…と春の季節を現わしていたようです。他にもピンクは春そのものの季節とか色々解釈はあるようですが春を連想させるように出来ているというのは同じだと思います。
お花見の季節がやってくる!!そういえばお花見の由来ってなんだろう?まとめ
・花見の歴史は古代日本から
・儀式的な物が時間をかけて娯楽へと変化していった
・桜=花という位に日本人は桜が好き
・三色団子も春を現わしている
…以上です
ちなみに奈良時代まではお花見の「サクラ」は梅を指していたという説もあるようです。
ですが桜に限らず春の花は温かくて良いですよね。
お花見でハメを外しすぎないように楽しんでくださいね~
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