歯科医院に行くと、歯科衛生士のお姉さんが緊張を和らげてくれたりすることってありますよね。でも、あの人がいるならまた次行ってみようかなとか、せっかく慣れてきて少し仲良くなれたと思っていたのに次また同じ歯科医院に行ったらその人はいなくなっていたってことありませんか?その度にまた自分の症状を説明するのは面倒だし、そもそも“いつもの歯科衛生士さん”に会いに来たのに会えなくてちょっとがっかり・・。一体彼女たちはどうしてすぐ辞めてしまうのでしょうか?そんな彼女たちの転職の理由を実際に歯科衛生士である私と一緒に探ってみたいと思います!
結婚
一番大きな理由として挙げられるのが結婚です。転職のコンサルタントの方によると全体の40%以上との事だとか。これは喜ばしい理由ですね!
歯科衛生士のほぼ100%が女性の為、結婚をすると家事との両立や義理の親戚との付き合い、夫のサポート等で今まで通り仕事をするのが困難になります。昔に比べると夫との家事の分担も増えてきているようですが、それでもまだまだ女性が主に家事をする家庭が圧倒的に多く、その分女性側の仕事に影響が出てきます。中には夫が妻に家にいてほしいというケースもあるようです。それぞれの夫婦の考え方に合わせて仕事自体を辞めたり、新しいライフスタイルに合った違う歯科医院へ転職したりする大きな転機ですね。
出産
やはり女性がほとんどの職種なので出産というライフイベントも大きな理由の一つです。こればっかりは夫と分担はできないですからね。そして出産とセットになるのがもちろん育児です。歯科医院によっては産休・育休が取れるところもありますが、数はまだまだ少なく、個人経営の歯科医院にとってそれはなかなかの痛手です。その間別の歯科衛生士を雇ったり、残りの衛生士で予約の患者さんをまわしていかなければいけなかったり、場合によっては産休・育休の後に戻って来られないなんてこともあります。戻ってきても小さい子供はよく具合が悪くなったりしてその度に休んだり早退しなければなりません。母親なら仕事よりも自分の子供を優先するのが当然ですよね。しかしそれが経営者である院長にとっては困り所にもなり、結果、出産時には一度退職をするケースが多いようです。
人間関係や職場環境
歯科衛生士の多くは歯科医院が就職先となります。歯科医院の数は今やコンビニよりも多く、歯科衛生士不足により売り手市場となっていて、一度資格を取って選り好みをしなければ、就職先に困ることはあまりありません。しかし分母が大きい分、しっかり自分に合うところを選ばないといけないのです。
例えば人間関係。すごく合わない人がいたら仕事がやりにくくて仕方がないですよね。毎日のように怒鳴られたり、びくびくしながら働いていたって長くは続きません。ストレスが溜まって身体を壊すくらいなら、就職先はたくさんあるのだし、さっさと違う歯科医院に移った方が身のためです。院長ですら、大学卒業してそのまま開業していたりして社会経験がほとんどなく働いている人がたくさんいます。理不尽だったり人として尊敬できなければ新しく人が入ってきても定着せずどんどん辞めていきます。
他には職場環境。平気で違法行為をしている歯科医院も中にはあります。保険点数を架空請求していたり、資格のない歯科助手に歯科衛生士の仕事をやらせていたり、器具の滅菌が不十分で清潔な院内を保てていなかったり・・・。ブラックな職場に自分が染まる必要はありません。そんな場所では自分も勉強になりませんし、向上心も沸きません。
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歯科衛生士の転職理由ってなあに?まとめ
1、1番大きな転職の理由は結婚!
2、女性がほとんどの職種なので出産・育児を機に転職や退職をする人も多い。
3、人間関係が理由で転職する人も多い。
4、院長が人として未熟なケースも珍しくないのでそれも原因の一つと考えられる。
5、職場環境がブラックである。
就職先がたくさんある分我慢して働く必要がないので転職しやすい歯科衛生士。できれば同じところで長く続けたいですがなかなか合う職場が見つからずにそのまま歯科業界に戻って来ず違う職種に行く人もたくさんいます。
すぐに転職するのも考え物ですが、気持ちが追いつめられるくらいに悩むくらいなら、さっさと転職して自分のライフスタイルに合う職場を見つけ、いつでも心を健康に保って過ごしていきたいですね!
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